2018年11月06日

第54期宮城支部公開講座のご案内

 2年間更新を休止していましたが、再開いたします。

下記の要領で、第54期支部公開講座(第3回支部学習会)を開催します。会員以外の方も歓迎ですので、皆様奮ってご参加下さい。


開催日時:2016年11月10日(土)13:30-15:20
開催場所:東北大学文科系総合講義棟・第2小講義室(川内南キャンパス
http://www.tohoku.ac.jp/map/ja/?f=KW_C19

講師:野村正實(東北大学名誉教授)

演題:「ブラック・アンド・ホワイト企業」とは何か
(講演概要)
 ブラック企業という言葉は、ネット・スラングとして登場した。ネットに「ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない」というスレッドを書き込んでいた人物が2008年に黒井勇人というペンネームで同名の本を新潮社から出版した。翌年、この本を原作とする同名の映画が公開された。そしてブラック企業という言葉がだれもが知る日本語となったのは、2012年に今野晴貴『ブラック企業ーー日本を食いつぶす怪物』が文春新書として出版されてからである。この新書はベストセラーとなり、ブラック企業という言葉は2013年新語・流行語大賞トップ10を受賞した。
 これ以後、研究者や実践家によるブラック企業の解明が進んだ。そうした研究の結果、現在ではブラック企業は次のように定義されている。「新興産業において、若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって使い潰し、次々と離職に追い込む成長大企業」(ブラック企業被害者対策弁護団HP)この定義は、あからさまなブラック企業をより分けるうえでは有効である。しかし、過労死・過労自殺を生み出している企業は、ここで定義されたブラック企業に限定されていない。この定義にまったくあてはまらい企業、すなわち、トヨタ、パナソニック、富士通、三菱重機、NHK,電通、関西電力など誰もがその名を知っている多くの企業が過労死・過労自殺を生み出している。この事実はこれまでのブラック企業論は過労死・過労自殺を十分に解明したとは言えないことを示している。
 これまでのブラック企業と類型に加えて、ブラックの部分とホワイトの部分を併せ持つ「ブラック・アンド・ホワイト企業」を論じる必要がある。「ブラック・アンド・ホワイト企業」が成立した根拠を、歴史的に、そして日本社会の特質のなかで論じたい。




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2016年11月22日

第52期宮城支部第3回支部講座のご案内

下記の要領で、第3回支部講座を開催します。会員の皆様奮ってご参加下さい。

開催日時:2016年12月3日(土)13:30-15:20
開催場所:東北大学農学部講義棟セミナー室1
テーマ:環境教育は環境問題を解決できるのか?―批判的環境教育における社会構造の問題―
 日本における環境教育の源流の一つは、公害教育である。公害教育では、公害の問題が資本主義体制の問題として認識され、社会批判と社会変革のための教育が実践された。しかし、1980年代以降、環境教育の制度化と脱政治化が進行する中で(「公害教育から環境教育へ」)、環境教育は自然の教育に傾斜し、社会に対する問題意識を低下させていった。
 こうした環境教育の脱社会問題化は、必ずしも日本だけでの問題ではない。何人かの環境教育学者は、「環境問題は社会の問題である」として、「自然についての/の中での教育」を主とする従来の環境教育を批判し、社会の変革を目的とした「環境のための教育」(批判的環境教育)を提唱している。しかし、批判的環境教育論の課題は、社会(構造)の問題への理解が不十分であるため、変革の対象や方法が不明確である点にある。よって、本報告では、K.マルクスおよびエコ・マルキストらの議論を軸に、現代の環境問題における社会構造の問題を整理し、そのうえで環境教育が環境問題の解決に寄与する方法を考察する。
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2016年09月28日

第52期第2回支部講座のご案内

今度の支部講座では、日本科学者会議第21回総合学術研究集会 ポストシンポジウム2 を開催します。
9月2日から4日にかけて、京都市にある龍谷大学で開催された21総学での報告内容を、支部の皆さんにも報告していただく機会を設けました。是非ご参加下さい。

【ポストシンポジウム 2(第2回支部講座として)】
開催日時:10月8日(土)13:30〜15:20
開催場所:東北大学農学部講義棟セミナー室1
テーマ
1.大震災(阪神・淡路,東日本)からの教訓をどう生かすか
2.東日本大震災復興5年の教訓―復旧・復興と防災・減災の区別
3.放射能汚染廃棄物処分問題に対する科学的検討
(以上の3つは、C-4分科会 大震災(阪神・淡路,東日本)からの教訓をどう生かすか で報告されました。特に、1では、この分科会の第1部で報告された4つのテーマ全体の内容に触れていただけるでしょう。)
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2016年09月01日

第52期第2回読書会のご案内

機関誌「日本の科学者」読書会を開催しますのでご案内致します。
奮ってご参加下さい。

開催日時:9月10日(土)13:30−15:20
開催場所:東北大学農学部(雨宮キャンパス)講義棟1階セミナー室1
報告内容:
  @8月号特集 佐々木 啓論文『戦後70年談話と歴史修正主義』6-11.
  A9月号 坂井美穂論文『人災は止まらない−インドネシアの森林減少と煙害』38-44.
       
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日本科学者会議第21回総合学術研究集会ポストシンポジウムのご案内

ポストシンポジウム(9月2日から4日にかけて、京都市にある龍谷大学で開催される21総学での報告内容を、支部の皆さんにも紹介していただく機会を設けました。)のご案内です。
奮ってご参加下さい。

【ポストシンポジウム 1】
開催日時:9月17日(土)13:30〜15:30
開催場所:東北大学農学部講義棟セミナー室2
話題提供
 1.持続可能な社会の建設(その 4)―水素の液化 CO2フリー社会 水素社会
(このテーマは、C-6分科会 COP21 パリ協定を人類の未来につなぐで報告されます。)
 2.井上明久(前)総長の特許不正疑惑と東北大学への監査請求
 3.研究不正疑惑に関わる井上名誉棄損裁判の結末
(以上2つは、D-4分科会 研究不正の実態と有効な防止策を考えるで報告されます。)         
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